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キッチンの排水溝からいやな臭い、取り方や予防法

2025年4月16日

キッチンの排水溝からいやな臭い、取り方や予防法

はじめに

あなたのキッチンの排水溝、いやな臭いしていませんか?

キッチンは私たちの生活の中心であり、家族が集まる場所です。

しかし、長時間使用したり、適切な掃除を怠ったりすると、キッチンの排水溝から不快な臭いが発生することがあります。

とても不快で、臭いと嫌ですよね。

そんな排水溝の臭いの主な原因と、それを効果的に除去するための方法について解説します。

キッチンの臭いの原因を知り、それに対応するための具体的な対策を見て、快適なキッチン環境を再度取り戻しましょう。

キッチンの排水溝からのいやな臭いの原因

すぐにでも解決したい排水口のイヤな臭いの原因は複数考えられます。

まずは、排水口のどの部分が悪臭の原因となっているのかを確かめることが大切です。

排水口の仕組みと、臭いの発生源についてご紹介します。

どこから臭いが発生しているのかをしっかりとチェックして、適切に対処しましょう。

排水口の仕組み

キッチンの排水口の仕組みは、基本的にどのようなキッチンでも同じです。

シンクの下にはゴミ受けがついています。

その下には水をためておくためのワントラップ、それから排水ホースにつなぐための排水ホースが接続されています。

ちなみに、「排水口」と「排水溝」は混同されがちですが、意味が異なります。

「排水溝」とは、排水の通り道となる溝のことです。

一般的には、屋外にあるものを指します。

一方、台所にあるのは「排水口」と言います。

食材の残りかすや油の堆積

排水口のイヤな臭いの原因として、まず排水口のフタやゴミ受けが汚れていることが考えられます。

フタやゴミ受けは、排水が混じった大きな食べかすがたまるので、悪臭が発生しやすい箇所です。

毎回調理後には、排水溝の網を取り外し、残った食材のカスをきちんとゴミに捨てましょう。

網や排水溝を洗浄する習慣を身につけることで、臭いの発生を大幅に抑えることができます。

フタやゴミ受けの掃除は、可能であれば毎日おこなうのがベストです。排水口全体も、月に一度は掃除するといいでしょう。

また、ゴミを受け止めきれていない場合も、排水口全体の悪臭や詰まりの原因となるため注意が必要です。

ゴミ受けの部分が壊れていないか、きちんと設置できているかを、よく確認してください。

排水管の構造や問題

排水トラップとは、排水口のゴミ受けの下に取り付けられている装置のことです。

排水トラップのなかは、「封水(ふうすい)」と呼ばれる常に一定の水がたまっている仕組みとなっています。

水をためることで、下水からの悪臭や、害虫・ネズミなどの侵入を防ぐ働きをしています。

キッチンの排水トラップには、ワントラップと呼ばれる、お椀状のフタのような部品(ワン)が使われています。

ワンがきちんと取り付けられていなかったり、破損していたりすることも、イヤな臭いを発生させる原因です。

また、ワン自体が汚れていて、悪臭を発している可能性もありますので、一度確認してみてください。

排水ホースの臭いは重曹とクエン酸で対処

排水口の部品ではなく、排水ホースから臭いが発生している場合は、重曹とクエン酸を使って対処しましょう。

重曹とクエン酸であれば排水ホースを傷めることもありません。

アルカリ性の重曹と酸性のクエン酸を反応させて泡を発生させ、泡の力で油汚れをはがしていきます。

泡は二酸化炭素のため換気は必要ですが、有毒ガスではありません。

まず排水口のフタとゴミ受け、ワンを外し、排水ホースに直接重曹を振りかけます。

さらに、重曹の2倍の量を目安にクエン酸をかけて、40~50度のお湯をクエン酸と同量程度流し込みます。

発泡してきたら1時間ほど放置して、最後にお湯を流せば完了です。

排水口の汚れやぬめりを定期的に取り除いていれば、排水ホースの掃除はあまり頻繁におこなわなくてもかまいません。

臭いが気になったり、排水の流れが悪くなったりしたらきれいにしましょう。

頑固な汚れはパイプ用洗浄剤を使用する

重曹とクエン酸で対処できない頑固な汚れに対しては、パイプ用の洗浄剤を使用しましょう。

使い方は非常に簡単で、排水ホースに薬剤を入れてしばらく放置するだけです。

ただし、パイプ用洗浄剤には強力な薬剤が含まれているので、換気を行うなど取り扱いには十分注意してください。

排水ホースの汚れが落ちにくく気になる場合は、1~2週間に1回程度の頻度で使用しても問題ありません。

排水ホースの隙間や破損

排水ホースの継ぎ目の隙間や破損から下水の臭いが漏れてしまっているケースも考えられます。

シンク下にある排水ホースは、包丁や調理器具などによって簡単に破損することがあります。

シンク下に調理器具を収納している方は、排水ホースを傷つけないよう注意してください。

さらに、排水ホースが劣化していると、少し力が加わっただけで折れてしまうおそれがあります。

もしシンクのフタやゴミ受け、排水トラップに問題がないのに悪臭がする場合は、排水ホースの不具合を疑ってみましょう。

排水溝内の雑菌やカビ

キッチンは水周りが多いため、湿度が高くなりやすいです。

そのため、排水溝内は雑菌やカビの繁殖に最適な環境となってしまいます。

これらの微生物が食材の残りかすと結びつくと、臭いが発生する原因となります。

この問題を防ぐためには、定期的に窓を開けて通気を良くする、排水溝を乾燥させることを心掛け、専用のクリーナーで掃除しましょう。

特に湿度が高い時期は注意が必要です。

建物の年数や設計によっては、排水管の構造が複雑であったり、経年劣化で問題が発生していることがあります。

このような排水管は、食材の残りかすや油が滞留しやすく、臭いの原因となることが多いです。

このような問題には、ハウスクリーニング業者などの専門家に相談し、排水管を清掃してもらうことが最も効果的です。

専門家は専用の機器や薬剤を使用して、臭いの原因となる部分を徹底的にクリーニングしてくれます。

臭いの取り方

定期的な排水溝の掃除

臭いの予防及び除去のための基本は、排水溝の定期的な掃除にあります。

週に一度は、排水溝の網を取り外し、ブラシを使ってしっかりと汚れを取り除くことが大切です。

ただし、すでに排水口が汚れている場合には効果は期待できません。排水口をきちんと掃除してから試してみてください。

また、アルミホイルをゴミ受けに入れることも効果的です。

アルミホイルには、水に濡れることで金属イオンが発生し、雑菌の繁殖を抑える効果があります。

 掃除の際のポイントとして、温かい石鹸水でブラシを湿らせて洗うと、より効果的に汚れを落とすことができます。

清掃後には排水溝を十分に乾燥させることで、カビや雑菌の繁殖を抑えることができます。

家庭用の排水溝クリーナーの使用

現在、様々な家庭用排水溝クリーナーが市販されています。

これらのクリーナーは、排水溝内の雑菌やカビを除去し、臭いの原因を取り除く効果があります。

使用する際は、製品の指示に従い、定期的に使用することで、より効果を感じることができます。

ただし、使用後は排水溝を十分にすすぎ、残留する薬剤をしっかりと除去することが大切です。

重曹と酢の活用

家庭にある重曹と酢を使用した排水溝の掃除方法も非常に効果的です。

まず、排水溝に重曹を1カップ注ぎ、その後に酢を500ml流し込みます。

シュワシュワと反応が起き、これが汚れを浮かせる効果があります。この状態で約10分放置し、その後温かい水でしっかりと洗い流します。

これにより、臭いの原因となる汚れや雑菌を効果的に除去できます。

定期的にこの方法を取り入れることで、キッチンの清潔を保つ手助けとなります。

まとめ

キッチンの排水溝からのいやな臭いは、本当に不快でストレスですよね。

しかし、適切な清掃と予防法を知っていれば、快適なキッチン生活を送ることができます。

ぜひこの記事を参考にしていただき、排水溝の臭い対策を行ってください!

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